DeNA、本当に大好きな会社です。

2009年に新卒で入社し、他の会社の経験もないため自分の経験から比較することはできませんが、最初のキャリアとしてDeNAを選ぶことができて本当に幸運だったと思います。

私の知っている限り、DeNAの中の人って、DeNAが大好きな人が本当に多いな、と思いますがいかがでしょうか。こんな応援サイトを作ろうって動きが出るくらいだし、DeNAに関わった人たちを強く魅了させる「何か」があるんだと思います。

その「何か」ってなんなんでしょう。
もちろん、理由は人によって様々だとは思います。
では、自分はDeNAのどこが好きなんだろうって考えてみました。

人の優秀さ?

DeNAを卒業してから、「DeNAの方々は優秀ですよね」って耳にすることが多くなりました。確かにみんな努力家で、自信家で、ものごとを成し遂げるために必死になってひたむきに突き進む姿勢は本当にすごいな、といつも思いますし、自分も負けたくない、もっと頑張らないと、と今でも鼓舞されることが多く、素晴らしく優秀な人たちに囲まれて働けたことは本当に恵まれたことだったと思います。

ただ、それだけでこんなにみんなDeNAのことが好きになるのでしょうか。
頭がいい、数字に強い、事業を推進させる、目標を達成するまでやり遂げる、といった事ではない、別の「何か」がないと、ここまで感情移入ができる、応援したくなる企業にはならないのではないしょうか。

私は、仕事ができるとか、できないとか、そういう部分ではないもっとウェットで人間くさい部分に魅了されていると感じています。

あるサービスを大幅変更するプロジェクトのこと。
担当者だった私は、KPIを最大化をするための設計をし、詳細を責任者である上司にプレゼンしました。

上司 「でもこういう条件のユーザーがこのページを開いたら全然意味わからなくて混乱するじゃん」

私 「そうですが該当ユーザーはごく僅かで影響は軽微です。それよりもメインのユーザーに絞ったコミュニケーション設計にしたほうが数字が一番伸びます」

上司 「全体でみたら僅かでも、それでも何十万人っているんだよ。深田のこの設計で何十万人に誤解を与えるってわかっていて、その上でこの仕様で進めるの?それ許されないでしょ。その何十万人が、どんな思いで、どんな期待を持ってこのサービスにアクセスしてくれているか想像したことある?その期待を裏切るなんて悪だろ。数字が達成できればいいと思ってるの?数字ばかり追いすぎて我々がやりたいことを忘れているんじゃない?そんな仕事するな」(このあとボロクソいわれる)

目が覚める思いでした。
エクセルや分析ツールを使って解析し、事業を達成するためにただ方程式を解くような感覚で仕様を検討した私はものすごく反省しましたし、自分はこんなにも目線が低いのかと恥ずかしくすら感じました。サービスを通じてユーザーに価値を届けるためには決して妥協せず、情熱を持って取り組む姿勢は、KPI至上主義だけでは届かない、サービスを運営する経営哲学を感じ、私の仕事の礎になりました。

勝手な想像ですが、DeNAの人々に対する印象って、「論理や数字に強い」とか「頭がいい」とか「スマート」とか、そういうのが多いのではないでしょうか。
3年程度しか在籍しなかった私ですが、私が抱える印象はもっと「誠実で」「泥臭く」「人情味溢れた」「体育会系のノリ」の人々が多いように感じています。高学歴で賢いインテリが多そうで、実際は結構バカで熱い。
頭脳体力もすごいんだけど、フィジカルな体力もかなりすごい。
冷静と情熱の間だと情熱より。
そんな愉快なみんなが大好きだったし、だからこそ毎日がむしゃらに頑張ることができた。どんなに厳しい日々でも、充実したDeNA生活を送ることができたんだと思います。

なんていうか。
プロ野球と高校野球が混じったような。
そんな大人が送れる青春時代そのものだったように思います。

そんな情熱を持った人が集まって突き進んでしまった結果、今回のようなかたちで社会に迷惑をかけることになったのは心底残念です。それでもDeNAなら、この失敗の本質を真摯に見つめ、頭脳と体力と情熱を振り絞って、この先も社会が元気になるようなサービスや事業を生み出して行くことで責任を果たしていくことができると信じています。

だから今社内のみなさんが仲間と自分を信じ、改めてDeNAらしく突き進んでもらえれば1人のOBとしてとても嬉しく思います。
今後の発展を心から楽しみにています!

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深田洋輔
在籍:2009〜2012
部署:EC事業本部
現在:YOYO Holdings Pte. Ltd. CEO
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from 深田 洋輔
YOYO Holdings Pte. Ltd. CEO

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